岡崎市駒立地区で31日、岡崎駒立ぶどう狩り組合(岡田益夫組合長)に加盟する観光ブドウ園の開園式が開かれた。組合加盟の7園はきょう1日に一斉オープンする。式後には周辺住民らがたわわに実った甘いブドウをひと足早く味わった。(竹内雅紀)
式は同市駒立町のヤマサ園で行われ、関係者ら約30人が出席。神事の後、岡田組合長が「ブドウ狩りは昭和35(1960)年に始まり、52年の歴史がある。今では県内各地から多くの人が訪れて、癒やしの場となっている。丹精込めたブドウを味わってほしい」とあいさつした。テープカットとブドウジュースによる乾杯の後、グレート家康公「葵」武将隊が演武を披露した。
同組合によると、今年のブドウは天候に恵まれて豊作。最近の日照りの強さで糖度が増して、平均糖度は21、22度。
デラウエアは8月いっぱい、巨峰は20日から10月10日ごろまで、スチューベンは9月から味わえる。料金は中学生以上が1,200〜1,600円、小学生が900〜1,100円、幼児が600〜800円。火曜日は70歳以上がお得になる「シルバーデー」、水曜日は「レディースデー」。開園時間は午前9時30分〜午後4時30分。周辺ではバーベキューや川遊びも楽しめる。
問い合わせは、ぶどう狩り案内所(45―5151)へ。