東海愛知新聞バックナンバー

 7月13日【金】

■来月から 岡崎版エコポイント

温暖化防止活動で景品当たる

岡崎市は市民の地球温暖化防止活動を促進するために、電気使用量の削減や省エネ製品の購入などのエコ活動に独自のポイントを与え、たまったポイントで景品(抽選)が当たる「岡崎版エコポイント制度」を8月から始める。担当者は「なるべく多くの方に参加していただき、環境対策推進のきっかけになれば」と大きな期待を寄せている。(竹内雅紀)

対象は、抽選時に住所や名前を公表可能な岡崎市在住者。

主なものは、電気使用量を前年同月より減少(5ポイント)、緑のカーテン設置(10ポイント)、太陽光発電設備の設置(40ポイント)、省エネ家電の購入(20ポイント)、市主催の地球温暖化防止イベントへの参加(10ポイント)などで、計22項目にポイントを付けている。

景品は、電動アシスト自転車や羽根のない扇風機、ロボット掃除機、ホームベーカリー、電動ケトル、お米券など20品目117点を用意。20ポイントと10ポイントで応募できる2コースがある。

対象期間は12月31日まで。ただし、太陽光発電設備の設置や省エネ家電の購入は今年の4月からが対象期間となる。専用の用紙に活動実績と好みの景品を選んで応募。証明書などを添付して、市福祉会館5階の環境総務課へ持参する。郵送や電子メールでも可能。直接持参の場合は、ごみ袋5枚セットをプレゼント。応募は来年1月15日締め切り、公開抽選会は2月に予定されている。

市は、パンフレットを7月下旬から環境総務課や各支所で配布するほか、市のホームページでも公開する。問い合わせは、同課(23―6685)へ。

市はごみ減量を目的としたエコシール制度を昨年度末に廃止。エコポイント制度には40万円の予算がついているほか、共催の地球温暖化防止隊や企業からの協賛金や物品協賛などにより他自治体にはない豪華景品となっている。