岡崎商工会議所、岡崎市などが主催する「第3回ものづくり岡崎フェア2012」が10日、市竜美丘会館で始まった。平成22年以来2年ぶりの開催。初日のこの日は、高校生や業界関係者ら多くの人が詰め掛けた。きょう11日まで。(竹内雅紀)
今回は、66企業・機関が出展。素材、金属加工、プラスチック成形・加工、表面処理、計測・分析、装置・設備、専用機、環境・電気自動車・蓄電池の8分野に分かれて、最先端の技術や製品を披露している。
開会式では、古澤武雄岡崎商工会議所会頭が「生産拠点の海外移転が続き、我々中小企業を取り巻く環境は厳しい。出展者の皆さんは、最先端の技術と製品を存分に披露して、大きなビジネスチャンスとしてほしい」、柴田紘一市長は「素晴らしい技術を生かして、新たな挑戦の場として成果が上がるように頑張ってほしい」とあいさつした。
式では、岡崎ビジネス大賞2012の表彰もあった。また、会場出入り口付近には、炭素繊維を使った東レのコンセプト電気自動車「TEEWAVE AR1」を展示。来場者に手渡されるガイドブックは一新され、見やすくなっている。
午前10時〜午後5時。入場無料。講演会や研究機関、県内の大学のブースもある。問い合わせは、岡崎ものづくり推進協議会(53―6191)へ。