岡崎市東公園内の花菖蒲(しょうぶ)園でハナショウブが咲き始めた。
約2900平方メートルの花菖蒲園には、江戸系や伊勢系、肥後系、地元の岡崎ハナショウブ愛好会が改良した品種など計121種約1万株があり、黄色やピンク、紫、白などカラフルな花が来園者を楽しませている。
市公園緑地課によると、現在は全体の2、3割程度が開花。天候不順の影響で見ごろは6月中旬という。
夜間照明(午後7〜9時)がある「菖蒲まつり」は20日まで実施。期間中は、愛好会主管のハナショウブ展示会(10日まで)や等庵での抹茶会(9、10日)があるほか、8、9、15、16日は多目的広場周辺に露店が並ぶ。五平餅やみたらし団子、ピザ、ホットドック、焼きドーナツ、コーヒーなどが販売される。また、9、16日にはキッズダンスやよさこいのステージショーも行われる。
きょう6日午後2時からは展示場でハナショウブの講習会が開かれ、岡崎固有の品種の交配方法などを伝授する。
問い合わせは、公園緑地課(23―6256)へ。(竹内雅紀)