岡崎市矢作中学校の全校生徒815人が参加して河川敷に砂の彫刻をつくる「アースワーク展」が27日、同市矢作町の矢作川右岸で行われた。44回目になる恒例のイベント。
今年は1年生が「笑顔」、2年生は「太古の生き物」、3年生は「叫び」がテーマ。各クラスでグループをつくり、1週間ほど前にテーマに沿って下絵を描いた。
河川敷で生徒たちはバケツで水を運び、下絵を見ながらスコップで溝を掘ったり、砂を盛り上げたりして形を整えていった。
2時間ほどの作業で河川敷に81基の「砂の造形」が完成。1年4組Aグループの生徒たちは「目と鼻のバランスが難しかったけれど、楽しかった」と汗をぬぐっていた。
担任の教諭は「一学期が始まったばかりで、作業をしながらクラスメートと仲良くできる場にもなりました」と話していた。(大津一夫)