東海愛知新聞バックナンバー

 4月21日【土】

■「むらさきかん」

岡崎市東部地域交流センターの愛称決まる
8月25日、開館予定 道の駅「藤川宿」に隣接

岡崎市藤川町に8月25日開館予定の市東部地域交流センターの愛称が「むらさきかん」に決まった。

■命名は豊川市の主婦

「むらさき」は、同市藤川町でむらさき麦の栽培が有名なことや町名の「藤」から連想される色が紫色であることから命名。「かん」は「館」のほかに三河弁の「〜かん」の意味も含まれている。

2月15日から1カ月間、愛称を公募したところ、404人が601点を応募。地元の町内会や指定管理者の岡崎まち育てセンター・りたと協議し、454種類の中から、豊川市長沢町の主婦山口文子さん(47)が考えた「むらさきかん」に決まった。

山口さんを含む4人が同一名称で応募したため、抽選で命名者が山口さんになった。開館日の記念式典で記念品(図書カード1万円分)が贈られる。

むらさきかんは、なごみん(北部)、よりなん(南部)、やはぎかん(西部)に次ぐ市内4番目の地域交流センター。6月20日に完成予定。国道1号沿いにあり、年内開駅予定の道の駅「藤川宿」(仮称)に隣接する。(竹内雅紀)