岡崎石工団地協同組合(磯貝和汪理事長)は21、22の両日、岡崎市上佐々木町の石工団地内で石の掘り出し市「団吉くんまつり」を開く。岡崎の伝統産業の石製品を広く知ってもらおうと企画され、今年で15回目。組合加盟の石材業者59社が、墓石や灯籠、インテリア小物製品などを特別価格で提供する。(竹内雅紀)
今回は組合青年部40周年を記念し、岡崎産の御影石で製作されたマスコットキャラクター「団吉くん」の巨大な顔を披露する。
顔は幅2.4メートル、高さ2.1メートルで重さは約20トン。顔の裏側には階段があり、頂上部分が展望台になっている。設置場所の組合事務所南の広場で、21日午前9時からお披露目式がある。また、同日午後1時から餅投げ、翌22日同時刻から餅つきもある。
このほか、人気の石割り体験、巨石曳き、石のアクセサリー作り、石職人見学ツアー、石の印鑑作り、団地全体を使ったすごろくなどもある。石挽きコーヒー(先着順)を1杯200円で提供。
実行委員長の宮本政行さん(40)は「とにかく石に触れて、皆さんに楽しんでいただきたい」と、来場を呼び掛けている。
午前9時〜午後5時。雨天決行。問い合わせは、実行委員会事務局(31―3823)へ。