東海愛知新聞バックナンバー

 3月2日【金】

■“逃げ時マップ”作成へ

岡崎市議会代表質問
洪水想定の見直しで答弁

岡崎市議会3月定例会は1日、本会議を再開。代表質問に入り、柴田泉(自民清風会)太田俊昭(ゆうあい21)井手瀬絹子(公明)の3議員が登壇した。

柴田議員が、洪水ハザードマップの改善点について質問した。

川合義広市長公室長は「これまでの洪水ハザードマップは、矢作川、乙川、広田川の3河川の想定される最大の浸水深(しんすいしん)を表示したもので、避難の方法がよく分からないといった声もあり、『逃げ時マップ』と呼ばれるものが効果的との結論に達した。浸水深のほかに流速、たん水時間などに基づいて危険度を色分けし、木造家屋用と非木造家屋用を別々に作成するものだ」としたうえで、「市民に、自宅の構造や階数と地図の色分けから、自宅に留まることが安全なのか速やかに避難するべきかを判断してもらうことを目的としており、中小河川も対象に含めたいと考えている。現在、豊橋河川事務所と愛知県河川課の協力で必要なデータの取得を進めている」と述べた。

■西三南部東医療圏 207床増床が承認

また柴田議員は、西三河南部東医療圏(岡崎市・幸田町)での最新の病床整備状況についてただした。

犬塚君雄保健所長は「今年度、愛知県医療審議会で承認された病床整備計画としては、昨年8月承認分の岡崎市民病院50床、仮称エンジェルベルホスピタル15床、冨田病院28床に加え、今年2月に北斗病院114床が承認され、合計207床の増床が承認された」と答えた。


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