東海愛知新聞バックナンバー

 2月24日【金】

■就活の学生らで熱気

西三河の106社参加 岡崎で合同企業説明会

岡崎中央総合公園体育館で23日、西三河地区合同企業説明会が開かれ、来年春卒業予定の学生らが詰め掛け、会場は熱気に包まれた。

岡崎市、豊田市、西尾市など西三河の6市と各商工会議所、雇用対策協議会などが主催し、106社が参加。それぞれのブースで人事担当者が、会社概要や来年度の採用予定などを説明した。

刈谷市から岡崎市内の大学に通っているという女子大生(22)は、「大学で1泊2日の就職活動の講習を受けましたが、自己アピールが不足していると感じました。事務系が希望です。頑張ります」と厳しい表情。豊田市出身で群馬県内の大学に在学している男子学生(21)は「地元の金融機関に就職したい。こうした合同企業説明会やインターネットを利用して、対策を練っています」と話していた。

主催する関係者によると参加企業は昨年より3割増え、「厳しい中にも明るさが見えてきた」という。

また参加企業の人事担当者は、「最近は自分が何をしたいのかという目標を持たない学生が増えてきた。自己アピールをしっかりできる学生に魅力を感じます」とアドバイスしていた。(大津一夫)


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