東海愛知新聞バックナンバー

 12月10日【土】

■新・男川浄水場を建設

岡崎市 29年10月、使用開始へ

岡崎市は、同市大平町にある男川浄水場の東隣に新しい浄水場を建設する。既存施設の老朽化と耐震化対策によるもので、平成29年10月1日の使用開始を目指している。(竹内雅紀)

■PFI方式導入 コスト削減に

男川浄水場は同市の配水量の約45%を担う基幹浄水場だが、昭和40(1965)年に建設され老朽化した。

新浄水場は市のコスト削減などにもつながることから民間事業者のノウハウを活用するPFI方式を導入し、浄水施設の運転業務以外の実施設計や建設、維持管理などを一括して発注。業者は総合評価方式の一般競争入札によって選定される。

敷地面積は現状よりも約1万平方メートル広い約5万6,000平方メートル。1日当たりの処理能力は変わらないが、新たに生物処理施設を設ける。設計、建設費は約206億円、建設後15年間の維持管理費は約24億円。

24年8〜9月に基本協定や事業者との契約を結び、1年間の実施設計を経て25年10月に着工、工事期間は4年。


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