岡崎市議会12月定例会は5日、本会議を再開して一般質問を続行。簗瀬太(自民清風会)大原昌幸(無所属)加藤学(ゆうあい21)柴田敏光(同)梅村順一(自民清風会)近藤隆志(自民絆の会)の6議員が登壇した。
簗瀬議員が、小中学校普通教室への扇風機設置についての考え方を質問した。
江村力教育長は「今年度から3年計画で最上階の普通教室に天井扇を設置しているが、この計画を前倒しして平成24年度中に残りの最上階の教室すべてに天井扇を設置し、最上階以外の普通教室についても、最上階の既設の壁掛け扇風機を下の階の普通教室に移設するとともに、扇風機未設置のすべての普通教室に壁掛け扇風機を設置していきたい」と答えた。
大原議員が、購入する放射線簡易検査機器の活用方法について質問した。
これに対し、犬塚君雄保健所長は「放射線簡易検査機器の活用方法については、財源として活用する地方消費者行政活性化基金の性質上、消費者の視点に立った食品の検査に限定される」としたうえで、「市民から寄せられる食品苦情対応検査、保育園、学校などの給食を担当する課と連携した食材の検査、関係団体の要望による食品検査及びその他消費者の視点から必要と認められる検査への活用を想定している」と述べた。