第1回「松應寺横丁にぎわい市」が26日、岡崎市松本町の松應寺境内と参道アーケード、門前横丁を会場に開かれる。松應寺は、徳川家康が父・松平広忠の菩提(ぼだい)を弔うため建立された。かつては花街を支える居酒屋や食べ物屋が軒を連ねた門前横丁に昔のにぎわいを取り戻そうと企画された。(岩月健)
今年7月に同町役員と松應寺・服部善樹住職、NPO法人岡崎まち育てセンター・りたのメンバーが集まって松本町活性会議(通称・松應寺横丁にぎわいプロジェクト)を結成。町民へのアンケートを実施するなど準備を進め、開催にこぎ着けた。
当日は、同寺境内と空き家になっているアーケード、横丁の店舗に飲食や手づくり雑貨、日用品の店を出店。和太鼓チームなどの演奏もある。
同活性会議の座長、春山八廣さん(56)は「子どものころのにぎわいを取り戻したいと願い、町内外の知恵を集めて市を開くことにしました。回を重ねながら日常的なにぎわいを創り出したいと思います」と当日を楽しみにしている。
すでにPR用のチラシ「松本町界隈(かいわい)散策記」も完成。準備が着々と進んでいる。
参加予定の店は次の通り(カッコ内は販売品目など)。