東海愛知新聞バックナンバー

 11月3日【木】

■岡崎の会田さん 文科大臣表彰

「川柳は人間」
県文連会長など歴任

岡崎文化協会顧問の会田規世児(本名會田清治)さん(80)=岡崎市羽根町=が、地域の芸術文化の発展に貢献したとして、地域文化功労者文部科学大臣表彰を受賞することが決まった。17日に文科省で表彰式が行われる。(竹内雅紀)

■地域文化向上に尽力

会田さんは昭和50(1975)年の岡崎文化協会設立時に理事に就任、平成11年から10年間会長を務めた。また、平成17年から2年間、愛知県文化協会連合会の会長も兼務。地域の芸術文化を積極的に推進するとともに、県内市町村の文化交流や地域文化の向上、普及にも尽力した。これまでに県や市からも文化功労者として表彰されている。

専門は川柳。県内外の川柳大会の選者を数多く務め、指導者としても川柳の普及に力を注いできた。現在、岡崎川柳研究社の代表を務めている。

会田さんは、「18歳で始めた川柳はもう60年以上。これまでに行き会った人それぞれから、いろいろなことを学びました。まさに『川柳は人間』。うれしく思うと同時に感謝の気持ちでいっぱいです」と喜びを語った。

今回、県内で地域文化功労者文部科学大臣表彰を受賞するのは、会田さんを含めて3人。


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