東海愛知新聞バックナンバー

 10月27日【木】

■多言語で防災緊急メール

岡崎市が30日から配信

岡崎市は30日から気象情報や地震情報などを配信する防災緊急メール(防災くん)の多言語化を始める。市内に住む約1万人の外国人が利用できるようにとポルトガル語と英語での配信を追加。県内の自治体では防災緊急メールの多言語化は例がないという。

登録は、専用サイト内の登録案内に沿って行えば簡単にできる。自動配信される内容は、気象情報や土砂災害情報、竜巻情報、地震情報など8種類。市では3月29日から日本語版を導入し、これまでに約2万2000人が登録している。

9月末現在、同市の外国人登録で最も多いのはブラジル人で、4056人。以下、中国、韓国・朝鮮、フィリピンと続く。

市では、配信開始日の30日に竜美丘会館で開く「多文化共生フェスティバル」で、登録サイトへアクセスできるQRコード入りのチラシを配布して、周知する。問い合わせは、市民協働推進課(23―6656)へ。


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