フジケン(本社岡崎市戸崎町、牧甫社長)が、同市康生通西3の松坂屋岡崎店跡地を購入し、マンションを中心に、高齢者介護施設、スーパー、医療施設、スポーツクラブなどの複合施設を建設することが29日分かった。来年秋に着工の予定。(大津一夫)
跡地は広さ約5,000平方メートル。管理するオリエンタルデベロッパーなどと7月末に譲渡契約を結んだ。
昨年1月の松坂屋岡崎店の閉店以来、跡地利用についてさまざまな憶測がとりざたされたが、フジケンは「中心市街地の活性化に」と新しい施設建設に向けて事業を進めることにした。
同社の計画によると、分譲マンション100〜150戸、高齢者介護施設40〜100床などとしているが、着工の時期、施設の規模や内容については今後、変更される場合もあるという。