岡崎市の親善都市、沖縄県石垣市大浜小学校の3年生から6年生までの児童10人と吉濱剛校長、東盛弘和PTA会長ら合わせて15人が22日、47年前から交流を続けている岡崎市奥殿小学校を訪問。全校児童195人から歓迎を受けたり、岡崎城などを見学したりした。(岩月健)
21日午後、中部国際空港に着いた一行は夕方から、奥殿学区市民ホームで学区交流委員会(宮嶋栄治委員長)主催の歓迎会に出席。8人のホスト児童とすぐに打ち解け、1日を楽しく過ごした。
翌22日に奥殿小体育館で行われた歓迎会には、全校児童と保護者、学区関係者ら約300人が集った。学校紹介や郷土芸能を披露して交流を深めた。
着物に着替えた大浜小学校の児童たちが、東盛PTA会長と児童2人の演奏する三線(さんしん)に合わせて、大浜の伝統的な踊り「ヤマイラバー」と沖縄民謡「アサドヤユンタ」を演奏すると、会場から大きな拍手がおくられた。
奥殿小児童は学区の四季を折り込んだ歌「ふるさと奥殿」と校歌を披露。また、1人1テーマで学区の自然・文化・歴史を調べたレポート冊子を贈った。
大浜小学校の6年生上里桜子さんは「学校の図書館にある資料などを見て勉強してきました。私たちの学校のことも知ってもらえるように学校紹介を考えてきました。ホストの子と仲良くできて良かったです」と話した。
23日は名古屋市内を見学し、24日午後、中部国際空港から石垣市へ帰る。