岡崎市現職研修委員会音楽部・国語部の教諭らが協力して制作している「おかざきの心の歌」3部作のうち、第2作目となる「おかざきの心の歌―夢ふくらませ」が完成した。
「おかざきの心の歌」の制作は、市内の子どもらに地元に対する誇りを人生に生かしてもらうのが目的。第1作目の「夢受け継いで」に続く今作の「夢ふくらませ」は市内の自然や岡崎の偉人、八丁味噌(みそ)、祭りなどを織り交ぜて作詞し、歌いやすい旋律に乗せた。
1日に市民会館で行われた市制施行95周年記念式では南、六ツ美北両中学校の合唱部が「夢受け継いで」と、初披露となる「夢ふくらませ」を出席者約1600人の前で合唱した。
「夢ふくらませ」は今後、小中学校の音楽授業や学校行事などで歌っていく。同委員会音楽部・国語部は「童謡のように誰もが口ずさめる曲として、市民の愛唱歌になってほしい」としている。(今井亮)