東海愛知新聞バックナンバー

 6月10日【金】

■節電ライトダウン

岡崎市 事業所に参加呼び掛け

岡崎市は市内の事業所に、環境省が6月22日から8月末まで実施する「昼も。夜も。節電ライトダウン2011(CO2削減/ライトダウンキャンペーン)」への参加を呼び掛けている。地球温暖化防止の啓発を目的に毎年実施されるキャンペーンだが、今年は東日本大震災の影響による電力不足に備えて節電意識が高まる中、例年以上に関心を集めそうだ。(今井亮)

■電力不足に備えて今月22日〜8月末

キャンペーン初日で夏至の22日は「夏至ライトダウン(ブラックイルミネーション)」、七夕の7月7日は「七夕ライトダウン(クールアース・デー)」と銘打って、ともに午後8時から10時まで消灯を実施する。今年のキャンペーンでは夜間に加え、昼間のライトダウンも求めている。

同市では両日、観光施設のライトアップをはじめとした市内の公共施設の照明を時間中は一斉に消灯し、職員の定時帰宅を奨励する。消灯を実施する施設は近く決定する。

キャンペーンに参加するには環境省への登録も可能だが、同市でもキャンペーンへの参加と節電計画の報告書提出を受け付けている。参加事業所名と計画内容は市のホームページで公表し、環境に配慮している事業所であることをアピールする。

昨年、市内で同市に参加を申し出たのは31事業所。同市は節電に対する意識の高まりから昨年以上の参加を目指している。

詳細は同市のホームページ(http://www.city.okazaki.aichi.jp/menu2402.html)へ。


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