東海愛知新聞バックナンバー

 6月3日【金】

■葵武将隊積極活用へ

岡崎市議会一般質問 効果的な観光宣伝で

岡崎市議会6月定例会は2日、本会議を再開。前日に引き続き一般質問を行い、永田寛(自民清風会)三宅健司(ゆうあい21)柵木誠(日本一愛知の会 岡崎)梅村順一(自民清風会)簗瀬太(同)吉口二郎(同)木全昭子(無所属・共産)の7議員が登壇した。

永田議員が、グレート家康公「葵」武将隊の今後の活用展開についての考え方をただした。

柴田紘一市長は「市内外から注目を集めて関心を持たれているこの時期を逃さず、観光宣伝という効果を高めるため、現行の予算の範囲で1週間当たりの業務量を増やし、公園でのもてなし時間の延長、演武技術の向上訓練のほか、多くの打診をいただいている市内外のイベントや市内商店街、大型商業施設への宣伝派遣、地元の催しなどにも出向いて交流を図っていきたいと考えている」と答弁した。

新中央クリーンの 余剰電力販売計画

三宅議員が、中央クリーンセンターの余剰電力販売計画と実績について質問した。

木俣弘仁環境部長は「計画では、発電による総電力量を年間5330万キロワットアワーと見込み、工場内で使用したあとの余剰電力量(売電)として年間2990万キロワットアワーを想定している。供用開始後の4月分として総発電量は465万4000キロワットアワーで、余剰電力量として269万4000キロワットアワーを実績として売り払い、約2,160万円の収入となった」としたうえで、「今後、ごみ処理量による2基の溶融炉の運転状況により変動は想定されるが、計画した余剰電力量を売り払いたいと考えている」と答えた。


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