東海愛知新聞バックナンバー

 4月19日【火】

■NPO法人に移行

岡崎 ジャズの「ブルー・ウェーブ」

岡崎市の内田修ジャズコレクションの活用事業をサポートするボランティア団体「ブルー・ウェーブ・ジャズ・フォーラム」(BWJF)が、今月1日にNPO法人となった。16日夜は同市美術博物館内のレストランでNPO法人設立記念懇親会が開かれ、招かれた関係者約50人が、BWJFの新たな門出を祝った。

会場にはコレクションの寄贈主で“ドクタージャズ”の異名を持つ外科医の内田修さんも駆け付け、「おめでとう」と祝福。BWJFの柴田剛太郎理事長は「『岡崎にジャズを広めたい』とBWJFを立ち上げて以来、さまざまな活動をしてきました」と振り返り、「心新たに、これまでよりもう一段上の気持ちで岡崎のジャズを盛り上げていきたい」と抱負を語った。

会場ではヒルトップジャズフェスティバル・ジャズセミナーの記録テープを公開。出席者が次々と祝いの言葉を寄せたほか、ジャズピアノの記念ミニライブも披露された。

BWJFは平成14年3月20日に設立。コレクションを保管する図書館交流プラザ(りぶら)で開かれる「クリスマスジャズナイト」などをサポートし、プロのジャズミュージシャンによるライブやジャズ講座などを主催している。

額田地区にある千万町茅葺(かやぶき)屋敷を会場に、市と協同開催しているジャズライブは、豊かな自然の中でゆったり流れるジャズが楽しめると好評。7年前の愛知万博では「岡崎市の日」で、日本を代表するトランペッター、日野皓正さんのライブをサポートした。


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