岡崎市の観光をPRする「2011観光大使おかざき」の選考会が6日、同市福祉会館で行われ、応募のあった24人の中から、愛知大学3年生の星野治香さん(21)=同市毛呂町=と中京大学2年生の杉本咲さん(20)=連尺通=が選ばれた。(今井亮)
この日は第1次の書類選考を通過した17人を審査員らが面接。午後4時から行われた一般公開の最終選考では10人がステージに上がり、緊張した表情で自己PRをスピーチしたり、審査員の質問に答えたりした。
新年度の観光大使に選ばれた2人には、同市観光協会の小嶋彰会長から認定証、今年度の初代観光大使の2人からたすきが渡された。
小嶋会長は「甲乙つけがたい選考に悩みましたが、健康に気をつけて、観光客誘致の鍵を握るキャンペーンなどの職務を全うしてほしい」と激励した。
星野さんは「観光大使になることが今年の目標だったので本当にうれしい。岡崎の代表として誇りを持って頑張ります」、杉本さんは「市民の岡崎に対する愛情を全国に伝えていきたい。笑顔で頑張ります」と抱負を語った。
2人は4月10日に行われる「家康行列」でデビューを飾り、1年間に行われる市主催イベントや、岡崎をPRするキャンペーンなどで活躍する。