岡崎市南中学校の生徒数の過大解消を目的に、日清紡針崎工場跡地(針崎町)で新年度に着工、平成25年4月の開校を目指す新中学校の校名が「翔南中学校」に決まった。「南中学校からさらに南へはばたく」という意味が込められた。同市教育委員会は市議会3月定例会に関連条例案を上程する。
南中の生徒と家族を対象に昨年9月に行ったアンケートで、「翔南」「針崎」「新南」の候補をはじめ、他の校名も募ったところ、「翔南」が最も票数を集めた。
翔南中の通学区域は、岡崎学区すべてと羽根学区の17町内会、小豆坂学区の2町内会。開校後の南中の通学区域は城南学区、羽根学区の10町内会、小豆坂学区の3町内会となる。両校ともに生徒数約550人規模になる見込み。
南中の学級数は「過大規模校」の31学級を上回る32学級。生徒数は1047人に膨らんでおり、市内屈指の“マンモス校”となっている。(今井亮)