東海愛知新聞バックナンバー

 1月5日【水】
各自治体で仕事始め式

岡崎市長「最小経費で最大効果」

各自治体で4日、仕事始め式があった。岡崎市では午前9時から、同市福祉会館に集まった管理職約300人を前に、柴田紘一市長が年頭のあいさつを述べた。

市民病院の新たな救急棟の整備や新中学校建設など優先事業を挙げた上で、「予算編成の査定で苦労はあるだろうが、最小の経費で最大の効果を挙げてほしい」と訓示。「今年は、厳しい財政状況というピンチを、無駄や非効率的な事業を廃止するチャンスに変える大事な年」と位置づけた。(今井亮)

■豊田市長「市制60年で心機一転」

豊田市の鈴木公平市長は職員約350人を前に次のようにあいさつをした。

今年は市制60周年を迎える。60年の歩みを振り返り、「温故知新」という言葉の意味をかみしめたい。

年が改まり「心機一転」という言葉が浮かんできた。今年は卯(う)年。卯の刻とは午前6時ごろを言う。方角は朝日が昇る東方。朝日が昇る状況を念頭に置きながら、皆さんとともにまちづくりの取り組みをスタートさせたい。

■西尾市長「合併は手段の1つ」

西尾市の榊原康正市長は職員約200人を前に次のようにあいさつした。

今年は4月1日に西尾市と幡豆郡3町が合併する。合併は目的ではなく、この地域をいかに良くしていくかという手段の1つ。新しい挑戦ができ、いろいろな種まきができる。良い種をまかないと芽が出てこず、花も咲かない。良い種をまいて、将来大木となるべく、我々の後輩のためになる仕事をしてほしい。

4月1日には3町の職員の皆さんと一緒に仕事をすることになる。1日も早く融和し同じ気持ちで新市のために頑張ってほしい。

■幸田町長「町民がお客様の意識」

幸田町の大須賀一誠町長は、職員約80人を前に次のようにあいさつした。

今年は事業仕分けをはじめとする行政改革第2弾を進める。総合窓口設置やワンストップサービスなど即実行できるものは実行し、新事業として推進したい。民間意識を持って、町民がお客様であることを認識して対応してほしい。

ピンチをチャンスに変え、幸田町がさらなる飛躍をし、幸せなまちとなるよう頑張ってほしい。財政に見合った行政運営をし、町民の手足となって力を尽くしたい。


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