岡崎市八幡町で27日、二と七のつく日の朝市「二七市」が開かれ、年末年始の“必需品”を買い求める人でにぎわった。大みそかの31日も、午前9時から正午まで開かれる。
この日は通称「二七市通り」と呼ばれる市道約350メートル区間に60店が軒を連ねた。正月用の切り花として重宝されるセンリョウをはじめ、海老(えび)、数の子、ハクサイ、つき餅(もち)、みかん、乾物の干しシイタケといった、おせち料理やこたつのお供に欠かせない食材などが、格安で販売された。
乾物を20年間販売している男性(61)は「年の瀬なので、やはり数の子、伊達(だて)巻き、昆布巻きといった商品が売れ筋。“命懸け”の安売りなので、31日にも期待しています」と話していた。
主催する「八幡町発展会」(市川喜浩会長)では、31日は6000人の人出を見込んでいる。(今井亮)