岡崎市と家庭系・事業系廃棄物を収集運搬する市内の業者で構成する3組合が16日、災害時に市内で出る廃棄物の収集運搬などで連携する協定を結んだ。
3組合は岡崎資源回収協同組合(樹神靖典代表理事)、同市一般廃棄物事業協同組合(天野信雄代表理事)、同市環境衛生組合(稲吉稔彦理事長)。各組合は地震や風水害などの災害による廃棄物を、市からの要請を受けて回収する。
市役所で、柴田紘一市長と3組合の代表理事・理事長が協定書に調印し、それぞれ取り交わした。柴田市長は「一昨年の8月末豪雨では、皆さんの協力で災害ごみの円滑な収集運搬ができました。今後も一層の力添えをお願いします」と述べた。
8月末豪雨では、同市の収集運搬能力を超えるごみが出た。自発的に駆けつけた市内の収集運搬業者や他の自治体の応援に助けられたことから、市では3組合と協定調印に向けて調整を進めてきた。(今井亮)