東海愛知新聞バックナンバー

 11月2日【火】
商工会議所 古澤会頭

「岡崎の産業 次の世代へ」

副会頭に田口氏、小原氏を新任

岡崎商工会議所は1日、臨時議員総会を開き、正副会頭などの役員人事を決めた。24代目の会頭に就任した古澤武雄氏(67)=東海光学代表取締役会長=は、「岡崎の産業を次の世代に継承していくのが最大の課題」と述べた。副会頭は大林市郎氏(61)=岡崎信用金庫理事長=と服部良男氏(58)=服部工業代表取締役=を再任。古澤会頭の昇格と太田進造副会頭の退任に伴い、新たに田口竜也氏(66)=三龍社取締役社長=と小原睦氏(55)=小原建設取締役社長=が決まった。齋藤眞澄専務理事(62)は再任。また議員から常議員46人、監事3人も選任された。(大津一夫)

臨時議員総会のあと記者会見した古澤会頭は、「産業界と社会を取り巻く環境はダイナミックに変化している。商工会議所がなくてはならない機関として多くの人に知ってもらうため、行政や関係団体も含めもう一度原点に返って考えたい」と抱負を述べた。

ものづくり、まちづくり、ひとづくりの3つの委員会については「ものづくり、まちづくり委員会は、もっと範囲を拡大する。ひとづくりは会議所職員も含め勉強し、生活を懸けて働く会員をサポートしていきたい」と話した。

また「具体的な施策は今月中に煮詰める」とした上で、「2年前のリーマンショックを契機にした経済の低迷や、少子・高齢化などあらゆる社会問題が端境期にある。岡崎の産業界がどうあるべきかを含め、幅広く議論していきたい」と決意を述べた。

■常議員

■監事


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