商工会議所 古澤会頭
■「岡崎の産業 次の世代へ」
副会頭に田口氏、小原氏を新任
岡崎商工会議所は1日、臨時議員総会を開き、正副会頭などの役員人事を決めた。24代目の会頭に就任した古澤武雄氏(67)=東海光学代表取締役会長=は、「岡崎の産業を次の世代に継承していくのが最大の課題」と述べた。副会頭は大林市郎氏(61)=岡崎信用金庫理事長=と服部良男氏(58)=服部工業代表取締役=を再任。古澤会頭の昇格と太田進造副会頭の退任に伴い、新たに田口竜也氏(66)=三龍社取締役社長=と小原睦氏(55)=小原建設取締役社長=が決まった。齋藤眞澄専務理事(62)は再任。また議員から常議員46人、監事3人も選任された。(大津一夫)
臨時議員総会のあと記者会見した古澤会頭は、「産業界と社会を取り巻く環境はダイナミックに変化している。商工会議所がなくてはならない機関として多くの人に知ってもらうため、行政や関係団体も含めもう一度原点に返って考えたい」と抱負を述べた。
ものづくり、まちづくり、ひとづくりの3つの委員会については「ものづくり、まちづくり委員会は、もっと範囲を拡大する。ひとづくりは会議所職員も含め勉強し、生活を懸けて働く会員をサポートしていきたい」と話した。
また「具体的な施策は今月中に煮詰める」とした上で、「2年前のリーマンショックを契機にした経済の低迷や、少子・高齢化などあらゆる社会問題が端境期にある。岡崎の産業界がどうあるべきかを含め、幅広く議論していきたい」と決意を述べた。
■常議員
- 石川勉(アイシン・エィ・ダブリュ取締役社長)
- 朝日啓夫(朝日工業代表取締役)
- 秋山哲朗(イオンリテールジャスコ岡崎南店長)
- 杉浦節雄(稲垣屋専務取締役)
- 出口直幸(NTT西日本―東海西三河営業支店長)
- 太田健介(太田油脂代表取締役社長)
- 中根義一(岡崎高原開発代表取締役)
- 前山敏昭(岡崎通運代表取締役社長)
- 岡田邦義(岡田印刷代表取締役)
- 浅岡林平(岡陸タクシー取締役社長)
- 落合金光(オチアイネクサス代表取締役社長)
- 大川和昌(オリバー常務取締役)
- 倉田長(クラタ産業取締役相談役)
- 野田篤文(栄屋乳業代表取締役)
- 酒部圭司(酒部建設代表取締役)
- 志賀爲宏(志賀爲代表取締役)
- 柴田芳孝(太陽社代表取締役)
- 武田一成(武田機工代表取締役)
- 大西章孔(ダッド取締役社長)
- 谷澤憲良(タニザワフーズ代表取締役社長)
- 平野鉄也(中部電力岡崎支店執行役員岡崎支店長)
- 白井宏幸(ツツイエンターテイメント代表取締役)
- 天高孝(東邦ガス東部支社長)
- 藤田雅士(東レ岡崎工場長)
- 樋山敏和(トーエネック岡崎支店執行役員支店長)
- 梶川志郎(ドミー代表取締役社長)
- 林保明(豊興工業常勤顧問)
- 中根幹雄(中根組取締役相談役)
- 中村重嗣(中村科学工業取締役社長)
- 南部淳(南部薬品代表取締役)
- 丹羽良治(丹羽鉄工所代表取締役)
- 大見正樹(野村證券岡崎支店長)
- 早川久右衛門(八丁味噌代表社員)
- 中野敏雄(備前屋代表社員)
- 牧甫(フジケン代表取締役)
- 稲垣孝之(富士ファイン事業部長)
- 杉木梅信(フタバ産業常務取締役)
- 松尾景貞(松尾建設代表取締役)
- 深田達彦(丸石醸造取締役社長)
- 下村釟爾(マルサンアイ取締役相談役)
- 大山安夫(三菱自動車工業名古屋製作所執行役員名古屋製作所長)
- 田中要一(三菱東京UFJ銀行岡崎支社長)
- 峰澤彰宏(峰澤鋼機取締役社長)
- 渡邊要市(ワタナベ鯉のぼり代表取締役)
- 早川勝博(和田屋代表取締役)
- 山本幸助(有限会社ワンワン代表取締役)
■監事
- 畝部泰則(畝部泰則税理士事務所長)
- 甲村雅彦(こうむら取締役会長)
- 杉本稔(杉林建設取締役会長)
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