岡崎市中央クリーンセンター内の「ガラス工房・葵」が、来年の干支(えと)「卯(う)」に合わせ、市内から集められた廃ビンを再利用して、ウサギの置物を作っている。目と口の部分に赤い色ガラスを使った愛くるしい表情が人気を呼びそうだ。
工房の女性スタッフ4人が、1300度の高温で無色透明のウイスキーボトルを溶かし、塊を炭酸水に浸して細かい気泡を注入。ピンセットで飴(あめ)細工のように素早く手足や耳をかたどり、約20分で完成する。
大小のサイズがあり、大サイズ(体長10センチ)は1,365円、小サイズ(同6センチ)は1,155円。同市美術博物館内のミュージアムショップ「クロスピア」で販売している。工房では大小合わせて、昨年並みの約500個を作る予定。(今井亮)。