国際ソロプチミスト岡崎(蜂須賀久子会長)の会員8人がこのほどインドネシアを訪れ、姉妹クラブの国際ソロプチミストジャカルタのツァンドラ・カートン会長に、少女の自立支援のプログラム資金として16万円を贈った。岡崎クラブが今年4月開いたチャリティーコンサートの収益金と会員の募金。
岡崎クラブは平成13年、ジャカルタ近郊のシサルア村に孤児院の寄宿舎を建設。このときジャカルタクラブとの交流が始まった。男性優位の社会の中で、女性の精神的自立を目指そうと共同奉仕活動の1つとして、12歳から18歳までの少女たちを対象にした裁縫教室を開設。岡崎クラブはミシンと刺繍(ししゅう)機5台を贈った。
支援活動は今年で3年目になり、1期生は既に会社組織を立ち上げ、縫製の注文を受けたり、エコバッグを作ったりして販売している。
シサルア村を訪問した会員は、指導に当たっているヤニ先生や顔なじみの1期生と感激の再会。今年の新入生29人も、手作りのユニホーム姿で出迎えた。
お互いに自己紹介をしたあと、持参した文具や少女向けバッグ、ちりめん細工などをプレゼント。折り紙を教えたり、歌を歌ったりして交流した。
会員はこのほか、ジャカルタ中心部にあるスラム街でボランティアが運営するストリートチルドレンが学ぶ学校を視察。運営を支援するジャカルタクラブに、支援金を贈った。