岡崎市駒立町で30日、岡崎駒立ぶどう狩り組合(柴田善彦組合長)が経営する観光ブドウ園の開園式が開かれた。今年は同組合の創立50周年。組合員が経営する7園の全園オープン(1日)を前に、柴田組合長は「50周年を迎えた今年も、お客様に喜んでもらえるよう、心を込めた接客をしたい」と述べた。(今井亮)
柴田組合長は「お客様と地域の支えで迎えた50周年。多くの変革の中で『時間無制限の食べ放題』は変えず、家族で楽しめる観光農園に成長しました」と振り返り、「先人の意志を継いでますます頑張り、お客様に還元したい」と決意を新たにした。
今年は5月と6月の低い気温が影響し、ブドウの成育が例年より1週間から10日遅れたが、梅雨明けからの猛暑で例年以上に甘みの強いブドウに成長。同組合では「50周年記念割引デー」と題して、毎週金曜日は大人の入場料や土産の割引券をサービスする(ハウスデラウエア狩り、お盆・祝日は除く)。
10月10日ごろまでの開園期間中は、デラウエア(8月いっぱい)、スチューベン(9月1日〜10月10日ごろまで)、種なし巨峰(8月20日〜8月31日ごろまで)、巨峰(同〜10月10日ごろまで)が味わえる。料金は600円〜1,600円。開園時間は午前9時30分から午後4時30分まで。