幸田町商工会(中根紀明会長)主催の「第22回幸田彦左まつり」が31日、幸田駅前通りなど同町の中心街一帯で開かれる。当日は約1500人がパレード。中心街が歩行者天国に様変わりするまつりは、今や同町の夏の風物詩となっている。(竹内雅紀)
「天下のご意見番」として知られる郷土の英雄・大久保彦左衛門に仮装して練り歩く「彦左行列」がメーン。町内6学区のコミュニティーと同町に工場がある2社の計8団体が参加。黒縁の丸い眼鏡の彦左衛門をかごに乗せ、役場隣の幸田中央公園からJR幸田駅前までの約1キロを歩く。
午後5時に開幕。セレモニーの後、荻谷小マーチング隊を先頭にパレード開始。幸田ライオンズクラブ、保護司・人権擁護委員、ボーイスカウト、ガールスカウトなどが続き、子ども彦左、よさこい、民謡踊り、みこし、サンバなどのパフォーマンスもある。
駅前の特設ステージでは、三ヶ根太鼓やパラパラの披露、ご当地ヒーロー・コウタレンジャーがショーを行う。また、駅前通り沿道では生ビールやかき氷、焼き鳥などを販売。午後6〜9時は交通が規制される。
開幕前の午後4時30分からは、幸田中央公園でミニSLの乗車体験イベントもある。
雨天時は翌日に順延。商工会では、彦左行列の写真コンクールを実施。8月20日まで受け付ける。問い合わせは、商工会(62―0120)へ。