岡崎市内の小中学校で20日、終業式が行われ、児童生徒たちは42日間の夏休みに入った。(今井亮、竹内雅紀)
市北部の山あいにある奥殿小学校では、女児2人が「一学期の反省」と題して、頑張ったことを作文で発表。平岩浩文校長は「家族の手伝いをしたり、宿題を早く終わらせたりと、夏休みを計画的に過ごしてください」と呼び掛けた。
この後、児童たちは各教室で担任教諭から夏休み中の注意などを聞いた。1年1組では児童29人が、三浦里美教諭から初めて受け取った通知表を、緊張した表情でゆっくりと開き、確かめていた。
岡崎市大門小はこの日、学区の安全を見守る青色回転灯パトロール隊(青パト)と愛犬パトロール隊との一斉下校を行った。
全校児童786人は運動場で下校のあいさつをし、各通学班に分かれて帰宅。11台の青パトと11匹のパトロール犬が付き添った。
夏休みを心待ちにする児童らは、地域の安全を見守る車や犬と触れ合いながら下校を楽しんだ。
同校では、各学期の最終日に児童と両隊との一斉下校を実施。愛犬パトロール隊は平成16年度から、青パトは17年度から参加している。