東海愛知新聞バックナンバー

 6月29日【火】

来年4月から屋内禁煙

岡崎 役所庁舎など市管理の300施設

岡崎市は、健康増進法と厚生労働省の通達を受けて、来年の4月1日から、市営住宅を除き、市役所庁舎など市の管理する約300施設を屋内禁煙化する。平成15年5月から実施している分煙を1段階引き上げた取り組みで、県内の中核市で屋内禁煙に踏み切るのは初めて。(今井亮)

今年の10月1日以降を屋内禁煙化の周知期間として、段階的に実施していく。庁舎内などに設けられている喫煙室では屋内禁煙化を張り紙で呼び掛けるほか、施設に入る飲食店には、契約更新時に屋内禁煙条項を盛り込み、協力を求める。

屋内禁煙を実施する4月1日以降は、施設内の喫煙室をすべて閉鎖。公園施設については原則的に敷地内禁煙を試行するが、具体的な施設は試行までに決定する。

既に敷地内禁煙を実施している施設は現行通りとする。現在、施設の外に設けられている屋外喫煙所はそのまま残す。

市では通達を受け、今年3月から4月にかけて、各施設の管理者にアンケートを実施。アンケートに答えた施設の90%以上が敷地内禁煙や屋内禁煙を実施している。


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