受章者
旭日小綬章
- 【地方自治功労】
- 加藤繁行(71)元岡崎市議会議員、岡崎市東大友町
- 【産業振興功労】
- 樅山善久(74)元全国陶器瓦工業組合連合会理事長、碧南市道場山町
旭日双光章
- 【地方自治功労】
- 石川昭吾(70)元愛知県議会議員、高浜市春日町
- 片桐清高(70)元愛知県議会議員、豊田市豊栄町
- 定野紀久代(76)元知立市議会議員、知立市八ツ田町
- 宮地榮次(83)元西尾市議会議員、西尾市平坂町
- 【スポーツ振興功労】
- 奥泉明廣(71)愛知県ボート協会長、豊田市小坂本町
- 【土地改良事業功労】
- 神谷金衛(75)愛知県土地改良事業団体連合会長、安城市和泉町
旭日単光章
- 【林業振興功労】
- 川合専八郎(79)元下山村森林組合代表理事組合長、豊田市羽布町
瑞宝双光章
- 【教育功労】
- 稲垣克朗(70)元公立小学校長、安城市堀内町
- 鳥居靖之(70)元公立小学校長、安城市箕輪町
- 真木利貢(70)元公立中学校長、岡崎市宮崎町
- 【法務行政事務功労】
- 加藤勉(75)元名古屋法務局民事行政部首席登記官、岡崎市舞木町
- 【学校保健功労】
- 加藤弘士(79)学校薬剤師、岡崎市伊賀町
- 【更生保護功労】
- 小林邦夫(71)保護司、岡崎市元能見町
- 【看護業務功労】
- 鈴木いつ子(83)元京ケ峰岡田病院看護局長、岡崎市福岡町
- 【保健衛生功労】
- 成瀬厚子(78)元愛知県春日井保健所長、知立市長篠町
瑞宝単光章
- 【郵政業務功労】
- 磯貝恵副(65)元日本郵政公社職員、碧南市春日町
- 神谷廣一(66)元総務事務官、岡崎市真伝町
- 【調停委員功労】
- 大木島秀子(70)元調停委員、豊田市神池町
- 【看護業務功労】
- 清水美代子(61)元刈谷豊田総合病院病棟師長、刈谷市小垣江町
- 【統計調査功労】
- 杉浦彌生(77)元各種統計調査員、豊田市栄町
- 【鉄道業務功労】
- 玉腰公照(81)元日本国有鉄道職員、岡崎市羽根町
- 【社会福祉功労】
- 平岩巖(79)元民生・児童委員、岡崎市上六名町
- 【児童福祉功労】
- 森下和子(61)元青松こども園主任保育士、豊田市五ケ丘
■瑞宝双光章 元額田中校長の真木利貢さん(70)
制度改革などに尽力
昭和37(1962)年、愛知学芸大学(現在の愛知教育大学)を卒業。最初に赴任したのは北設楽郡東栄町の古戸小学校だった。「素朴で元気いっぱいの子どもたちでした」
愛知教育大学附属岡崎小学校では、隣接する附属養護学校との間にあったフェンスを撤去し、子ども同士の交流を図った。
額田中学校では体育祭、文化祭を「額中祭」として統合。平成9年には、県内の公立校では初めて、教頭2人制を実施。給食の残りを堆肥化する取り組みを進めるとともに、地元住民との連携でアルミ缶を回収。収益で福祉施設などに車いすを寄贈するリサイクル活動が認められ、10年度の「全国小学校中学校環境教育賞」を受賞した。
また県教委に勤務していたとき、海外日本人学校に赴任する夫に付き添うために教員を退職した妻が、帰国後再び教員として復帰できる道を開いた。
12年から、岡崎市と合併するまでの17年12月まで旧額田町教育長を務めた。
「さまざまな仕組みや制度を変えることで、児童、生徒が生き生きしてくる場面に立ち会い、子どもたちの可能性を引き出すことができた」と話している。