子どもに関する相談業務と自立支援業務を一元化した「岡崎市教育相談センター」が4日、同市竜美北2に開所した。午前11時からの開所式には来賓や市内69の小中学校長ら約100人が出席し、テープカットが行われた。(今井亮)
柴田紘一市長は「昨年度は延べ1,000人の相談があったほか、支援の必要な子どもも増えている。業務の一元化でさまざまな事例に対応できるようになり、有効に機能すると期待しています」とあいさつ。二瓶千秋所長は「一元化を望む声もあり、教育現場と連携も取りやすくなりました。これまで以上に能率的、効率的に活動していきたい」と述べた。
同センターは旧健診センターの建物を改修。明大寺本町の教育研究所にあった「そよかぜ相談室」と臨床心理士が相談を受けるカウンセリングルーム、子どもの自立を支援している上衣文町の「ハートピア岡崎」が移転した。