東海愛知新聞バックナンバー

 12月13日【日】

オリジナル劇もあるよ

音楽家協会のメンバー出演
子ども向けコンサート
20日岡崎・太陽の城

岡崎市明大寺本町、太陽の城で20日「こどものためのコンサート」が開かれる。岡崎音楽家協会のメンバーがオリジナル劇の上演やクリスマスソングで生の演奏を楽しんでもらう。午前11時からと、午後2時からの2回上演。

出演はソプラノの平康悦子さん、牧野佳子さん、ピアノの太田祐子さん、尾崎実穂さん、チェロの市古洋子さん、バイオリンの高原裕子さんの6人。

最初に全員で、太田さんがストーリーを考えた「カタチのないプレゼント」を上演。4人姉妹の家にサンタとトナカイが訪問。姉妹はクリスマスプレゼントを欲しがるが、サンタは「形のあるものだけがプレゼントではない」と説得。愛や喜びが大切なことを訴える。劇中でサン=サーンスの「白鳥」、ショパンの「革命」などが演奏され、楽器の説明もある。

後半は「大工のきつつきさん」と題した手遊びを全員で楽しみ、ディズニー映画から「星に願いを」、さらに「あわてんぼうのサンタクロース」などクリスマスソングのメドレーを演奏する。

入場無料。太田さんは「気軽な雰囲気でクラシックを楽しんでほしい」と来場を呼びかけている。

このコンサートは平成6年、同協会がクラシックの生演奏を子どもたちに楽しんでもらおうと開催。現在は市が主催し、同協会が企画・運営を担当している。


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