ブドウ栽培が盛んな岡崎市駒立地区で、正月の切り花などに重宝されるセンリョウの収穫が、最盛期を迎えている。ブドウのシーズンを終えた農家7戸(岡崎駒立センリョウ組合)では、12月19日に名古屋生花市場へ一斉に出荷するため連日、収穫作業に追われている。
同組合長の鈴木幸雄さん(80)が経営する観光園「幸果園」では、11月23日から毎朝、1ヘクタールの畑で収穫したセンリョウを切りそろえ、実の数などで決まる等級別に選別。鈴木さんは「春先の雨で水が行き届き、順調に色づいています」と話している。
組合では昨年並みの約6万8,000本を出荷する予定。