東海愛知新聞バックナンバー

 11月20日【金】

新たに「危機管理監」

来年度の組織改正
感染症対策班など設置へ
岡崎市

岡崎市は19日、平成22年度の組織改正の概要を発表した。災害などの危機管理体制の強化として、新たな役職「危機管理監」を設ける。

危機管理監は、災害対策本部が設置される前段階や平常時に全庁的な危機管理の総括を担い、災害対策本部長となる市長への助言や対策本部の設置準備などを行う。将来的に部長級での常設も視野に入れているが、当面は石川優副市長が兼務する。

また、新型インフルエンザなどの感染症に対処するため、保健所生活衛生課内に「感染症対策班」、8月末豪雨による水害を受けた河川流域の浸水対策のため、市土木建設部河川課に「治水対策班」を、それぞれ新設する。

市民病院では、各局の連携強化や、医師の負担軽減、診療記録管理など医療管理体制の強化を図るため、医事課情報管理室に「医療情報班」を新たに設ける。

組織改正に伴う部署の数は現在より4部署増え、384部署となる。


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