東海愛知新聞バックナンバー

 11月1日【日】

“エコな車”に焦点

メーカーなど協力し企画展
おかざき世界子ども美博

「環境を大切にする技術」を多彩な観点から紹介する企画展「エコテク時代ののりものワンダーランド」が31日、おかざき世界子ども美術博物館で始まった。来年1月11日まで。

環境に配慮した取り組みとして、ハイブリッドシステムや電気駆動システムを導入した自動車などの乗り物に焦点を当て、エコから乗り物に関心を持ってもらおうと企画。本田技研、ヤマハ発動機などの国内大手メーカーや、東海旅客鉄道、タミヤ、多摩美術大学などの鉄道会社、関連企業、大学が参加した。

会場では岡崎市が購入した三菱自動車の「アイミーブ」、軽自動車をベースにして由良拓也さんがデザインしたレースカー「子紫電」など車両7台を展示。プラスチックとアルミ合金で車体の軽量化をはかり、海外で市販されているイタリア製の電気自動車「ジラソーレ」もある。

電気自動車を前に、市内の女性(38)は「(販売)価格がちょっと高いですが、燃料をガソリンから電気に変える取り組みは環境や経済状況に優しくて良いと思います」と話していた。

同展は大人300円、小中学生100円(市内の小中学生は無料)。


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