東海愛知新聞バックナンバー

 10月23日【金】
“匠の技”県表彰

中根さんら岡崎は6人

仏壇・石製品・和ろうそく

愛知県はこのほど、伝統的工芸品産業の振興に寄与したとして表彰される優秀技術者らを発表した。岡崎市から6人が表彰される。表彰式は26日、名古屋市の愛知県公館で行われる。

表彰されるのは次の皆さん。

【伝統的工芸品産業功労者】
岡崎石工品
▽中根武彦さん(51)=組合役員を歴任し組合運営に尽力。技術・技法の指導に努めている。
【同優秀技術者】
三河仏壇
▽柴田光司さん(57)=木地部門を専門に、技術・技法の伝承・保存に努め、その加工技術は高い評価を得ている
▽佐野守功さん(43)=塗り部門に従事し、その技術・技法の伝承・保存に努め、仕上げの美しさには定評がある。
岡崎石工品
▽磯貝和汪さん(67)=優れた技術・技法を発揮して受賞歴多数。また、岡崎技術工学院の講師として後継者の育成に尽力している
▽杉浦哲夫さん(52)=30年以上にわたり習得した技術・技法により各種展示会に積極的に参加。熟練の技への評価は高い。
【郷土伝統工芸品優秀技術者】
三州岡崎和ろうそく
▽磯部亮次さん(46)=平安時代に中国から渡来したといわれる和ろうそくの技法を受け継ぎ、すべて手作業で作る和ろうそくは全国の寺院で使われ、高い評価を得ている。また、伝統産業のPR活動にも取り組み、地域振興にも努めている。

<<インデックスへ | <<前日のニュースへ

HOME