今月21日の「敬老の日」を前に、岡崎市では柴田紘一市長らが15日、市内の高齢者宅を訪問し、敬老祝金などを贈った。市内で100歳以上は8月末現在、56人。今年の12月までに、計73人が100歳を迎える見込み。
祝金贈呈の対象は傘寿の80歳、米寿の87歳(数え年88歳)、白寿の99歳(同100歳)と100歳以上の3,234人。1人5,000円から3万円が贈られた。最高齢は明治37(1904)年生まれの福岡町の鈴木斧一さん(105歳)。
柴田市長、石川優、加藤邦彦両副市長らはこの日、99歳以上の126人を訪れた。東河原町の杉浦春枝さん(103歳)は、息子の晃さん(80)とともに祝金3万円を受け取った。4世代8人家族の杉浦さんは市内で5番目の長寿者で、元気の秘訣(ひけつ)は「好き嫌いなく何でも食べることと読書」と話していた。
他の対象者は、老人週間(21日まで)の期間中に民生委員が個別訪問する。