バレーボールのプレミアリーグで昨季、初の男女アベック優勝を果たした東レアローズの選手によるバレーボール教室が4日、岡崎中央総合公園総合体育館で開かれた。
これまで男女別々に教室を開いていたが、東レ岡崎工場(同市矢作町)の操業50周年を記念して合同で開催。場所を工場体育館から移して、参加者も増やした。市内の小中学生やママさんバレーボールチームの女性ら計371人が参加した。
荒木絵里香、木村沙織、大山加奈、田辺修、米山裕太、富松崇彰選手ら全日本メンバーは欠席。男子の篠田歩、女子の芝田安希両主将ら計20選手と男子の秋山央監督らが訪れた。
藤田雅士工場長が「この中から五輪選手が出てくれることを望みます」とあいさつ。両主将が「きょう1日楽しみましょう」と呼びかけた。
男子選手が男子と女性、女子選手が女子を教えた。各選手は、参加者に付き添って「足を1歩前に」「ちゃんと声を出して」などと声を掛けながらスパイクやレシーブ、トスの基本動作を丁寧に指導。参加者はアドバイスを真剣に聞いていた。