東海愛知新聞バックナンバー

 7月18日【土】

ビール飲み物損事故

岡崎市教委が教諭ら厳重注意

岡崎市内の中学校に勤務する30代の男性教諭が、ビールを口にして車を運転し物損事故を起こしていたことが17日、わかった。

市教育委員会によると、この教諭は今月10日午後7時30分ごろ、勤務先の校長、教頭を含めた教師約30人が集まった宴席で、乾杯の際にコップに入ったビールを1口飲み、4時間ほど空けて車を運転して帰宅。定国町内で、運転していた車が道路のガードレールに接触した。

偶然通りかかったパトカーの警官に声をかけられ、教諭はビールを口にしたことを申告。しかし、アルコール検査で反応が見られず検挙はされなかった。市教委は「アルコールの検知がない限り、飲酒運転とするのは疑わしい」と判断し、校長と教諭に対して厳重注意とした。

交通死者2ケタに

岡崎署管内

16日に岡崎市島町の国道1号で、大型トレーラーにひかれて死亡した男性は、同市大西一の会社員吉野直人さん(38)であることが、岡崎署の調べで判明した。死因は頭部挫滅。同署管内(岡崎市、幸田町)の交通事故死者はこれで10人となり、統計上最も少なかった昨年(年間9人)を早くも上回った。

同署によると、吉野さんは右にサイドカーが付いた全幅約2メートルの大型バイクで追い越し車線を走行。途中でサイドカーが中央分離帯に接触、バランスを崩して走行車線に投げ出され、並行して走っていたトレーラーの右後輪で頭をはねられたという。

吉野さんは大型二輪の免許を持っていたが、右にサイドカーが付いたバイクは乗り慣れていなかったとみられる。


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