岡崎まちゼミの会などは「まちゼミ」の特別版を市内10カ所で実施している。ゼミは通常、夏と冬の開催だが、今回は岡崎商工会議所のプレミアム付き商品券「地域を元気に! おかざき振興券」発売に合わせて、急きょ始めた。受講は無料だが、材料費が必要な講座では振興券での支払いが可能。6月30日まで。
商店街の店主らが講師となり、専門知識やプロのコツを提供する「まちゼミ」。伝馬通1の竹内文具店では、万年筆会社セーラーのペンドクター川口明弘さんを講師に招いて「万年筆クリニック」を開催。川口さんは万年筆愛好家の相談を受けながら、ペン先のチェックや洗浄、紙やすりで微妙な角度を調節するなどして、万年筆を再生させ、「とにかく使い込むことが大切」とアドバイスした。
診断を受けた六名新町の男性は「気になっていたところが修正された。さすがプロ」と感心していた。竹内さちよ店長は「家で眠っている万年筆をこの機会に生き返らせてみては」と呼びかけている。
同店ではきょう24日まで講座を実施。午前10時―午後7時。1人2本まで無料診断可。申し込みは同店(21―0864)へ。
ゼミ特別版を実施しているほかの9カ所は次の通り。
※(得)は「○」の中に「得」