岡崎市淡渕町の「男川やな」で16日、やな開きがあった。肌寒い雨模様となったが、地元の小学生や保育園児が水しぶきをあげてアユのつかみ捕りを楽しんだ。
男川やなのやな場は昨年8月28日、従業員らの目の前で、豪雨で増水した川の濁流に左岸のバーベキュー場ごと飲み込まれてしまい、跡形もなくなってしまった。その後の予約は多くがキャンセルとなり、来客は例年の3分の1まで減ったという。
新しいやな場は構造を強化してこの日の2日前に完成。近くの豊富、夏山両小学校の児童や豊富保育園児10人がアユを捕まえ、歓声を上げた。
やなの営業は11月30日まで。問い合わせは男川やな(82―2089)へ。