東海愛知新聞バックナンバー

 1月9日【金】

展示室や講座室などに

旧中央図書館を改修
岡崎市美術館
6月2日から利用

岡崎市は、市中央図書館市図書館交流プラザ(りぶら)内に移転したのに伴い、明大寺町の旧中央図書館を、隣接する市美術館の増設部分として昨年10月16日から改修している。改修工事は今年3月6日までで、6月2日からの利用を予定している。

3階建ての旧中央図書館の延べ床面積は2,580平方メートル。改修後は、1階に第5展示室(170平方メートル)と第6展示室(108平方メートル)を新たに設ける。2,3階はこれまで郷土資料室や自習室、本の所蔵などに使用されていた4部屋を、利用人数に応じて使い分ける講座室にする。2階には美術資料室2部屋を新設する。

耐震補強も

館内には多目的トイレを新設。建物の老朽化に伴い外壁をはじめ、耐震補強を行い空調設備も改修する。改修費用は約1億6,000万円。

3月20日から4月5日まで、第5、第6展示室の仮利用申し込みを受け付ける。1日当たりの使用料は第5展示室が2,960円、第6展示室が1,880円。

一方、屋外駐車場は1台分の駐車スペースを広くするため、駐車台数はこれまでの100台から86台に減少。しかし美術館利用者の推移から、同館は「大規模な展示会でない限り、駐車台数は間に合う。改修後も様子を見て、利用者から声が上がれば交通整理などで対応する」としている。


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