岡崎産の生キクラゲ
きょうは農遊館で試食・即売
岡崎市下青野町のふれあいドーム岡崎で21日、東海地方では初めての栽培・販売となる岡崎産生キクラゲの試食即売が行われた。
JAあいち三河の岡崎しいたけ部会が、シイタケの栽培に不向きな夏の高温期に新しい作物を導入したいと要望。農業バイオセンターがキクラゲを提案し、菌の供給と指導を行った。
昨年、試験的に栽培した結果、評判は良好。今年は菌床培地5千玉を用意し、共通のラベルも作製した。5月中旬から、ふれあいドーム岡崎、おかざき農遊館、幸田町の憩いの農園で産直販売を始め、7月からは中央青果(愛中)に卸して本格的な市場出荷を始めている。
今回の試食即売会は、そのPRの一環。鶏ささ身との炒め煮、卵とトマトとの中華炒めなどが味わえ、訪れた人たちは「コリコリしておいしい。乾燥品とは食感が違う」と、調理方法などを尋ねていた。
三井敏幸部会長は「本当においしくできました。岡崎産のキクラゲですので鮮度は抜群」と話している。
キクラゲは一パック150円で販売。試食即売会は、きょう22日午前10時から、今度はおかざき農遊館で開かれる。