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東海愛知新聞

商店街のにぎわいに

「まちバス」17日から運行
岡崎市

 岡崎市は7月17日から、コミュニティバス「まちなかにぎわいバス」(まちバス)の運行を、市役所東庁舎のオープンに合わせて始める。当日は東庁舎で出発式、二七市などでキャンペーンを行う。
 愛宕、梅園学区と1部連尺学区を走るまちバスは、東西と南北の2路線を巡回。東西路線は愛環中岡崎駅―市役所間、南北路線は松坂屋岡崎店―市役所間を運行する。松坂屋岡崎店と市役所で路線の乗り換えができる。
 使用するバスは各2台。東西路線が乙川をイメージした青、南北路線が丘陵地をイメージした緑で、それぞれ車体に「I LOVE MY TOWN」の文字が入る。
 ただし、南北路線を走る15人乗り小型バスは、車いすでも乗り込めるバリアフリー化への改造が間に合わず、運行初日から9月末まで別のマイクロバスを代用する。そのため、車両規格で通れない道は迂回コースを通る。小型バスの導入は10月1日から。
 迂回するのは「六供新町」「西六供東町」「西六供南町」「能見通1丁目」の停留所がある市道。迂回コースでは四カ所の停留所を挟む「伊賀南町」から「本町」まで停車しない。
 ダイヤは午前8時30分から午後7時まで。1日で、東西路線は20分間ごとに28本、南北路線は30分ごとに21本運行する。乗車料金は一律200円。途中下車しても、降車時に乗り継ぎ券をもらえば1日通して乗車できる。正月3が日と観光夏まつり(2日間)は運休となる。
 一方、岡崎商工会議所は路線沿いの商店街を通じて各商店に呼びかけ、加盟店で買い物をすると次回の乗車料金が無料になる「乗車券サービス」を企画した。  中心市街地の活性化を念頭に置く市の担当者は「まちバスの採算は二の次。商店街の『にぎわいづくり』になれば」と期待を寄せている。

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