2020ビジョン
「行政のバックアップを」
岡崎商議所伊藤会頭
柴田市長に協力求める
岡崎2020ビジョンを打ち出している岡崎商工会議所の伊藤公正会頭が18日、岡崎市役所を訪れ、柴田紘一市長にビジョンへの協力を求めた。
ビジョンは「工業用地整備」「南北道路整備」「東岡崎産業交流拠点の形成」「観光文化都市としての核づくり」の4テーマが柱。今回は、市が第六次総合計画の立案に向けて動き出すのに合わせ、伊藤会頭が計画書を手渡した。
同会議所が力を入れるのは「東岡崎産業交流拠点の形成」。計画書によると、市の玄関口である駅周辺で、(1)ホール、コンベンション機能(2)産官学民の交流・連携支援センター(3)人材育成・研修センター(4)地場産業PRセンター―などの集約拠点を建設する計画で、都市型ホテルの誘致も盛り込んでいる。伊藤会頭は「拠点は7,000平方メートルほどを考えている」と話す。
ビジョンに対し、柴田市長は「可能な限り、積極的に取り入れたい」と述べ、伊藤会頭は「会議所だけでビジョンを進めるのは無理。行政のバックアップは欠かせない」と話した。