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東海愛知新聞

雨に咲くアジサイ色鮮やか

 名古屋地方気象台は14日、東海地方が梅雨入りした模様だと発表した。小雨が降るなか、各地で咲き始めたアジサイの花が鮮やかさを増している。 

◇岡崎市桑谷山荘

見ごろは今月20日前後
 岡崎市山綱町の市民休養施設「桑谷山荘」には施設に向かう道路沿いと宿泊棟南の斜面を中心にガクアジサイなど約30種類約3千株がある。このうち宿泊棟の南斜面は、ほぼ五分咲き。白や濃いピンク、紫色などの花が散策路沿いを彩り、訪れた人の目を楽しませている。道路沿いはまだ二分から三分咲きで、見ごろは20日前後という。
 桑谷山荘では、平成7年から毎年「あじさいまつり」を開催。今年も7月1日まで、特別メニューのランチを提供。17日はあじさい団子、24日には竹細工や籐製品の即売。最終日の午前八時30分からは地元の新鮮野菜が販売される。

◇幸田本光寺

大輪咲くあじさい寺
 深溝松平家の祈願所、菩提ぼだい所として知られる幸田町深溝の本光寺は、あじさい寺とも呼ばれる。
 境内には15種類約5千株のアジサイが毎年、白や紫、青色の大輪をつける。寺院を華やかに彩るアジサイを見ようと、アジサイが咲く約1カ月間で、県内外から3万人ほどが訪れるという。
 今年は例年より早い5月末に咲き始めたが、雨が少ないため、色付きはやや遅れ気味。両側をアジサイが囲む参道の見ごろは今週末からになりそうだ。

◇鞍ケ池あじさいの道

.1万1000株の名所
 豊田市矢並町の鞍ケ池の東側を通るフラワーロード「鞍ケ池あじさいの道」では、5千平方メートルに約1万1千株のアジサイが青紫色の花を咲かせる。
 このアジサイは、矢並小学校区の住民で組織する「あじさいの道実行委員会」が中心となって下草刈りや消毒、肥料やりなどの保護や管理を続け、今年で11年目になる。
 堀田稔会長は「アジサイの名所にしたいという思いから始まり、最初に植栽してから10年が過ぎた。新たな気持ちで作業に精を出している。たくさんの人に見に来て欲しい」と話している。

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