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東海愛知新聞

額田支所〜市民病院

コミュニティバス運行検討へ
【岡崎市議会一般質問】

 岡崎市議会六月定例会は7日、本会議を再会して一般質問を続行。園山康男(自民清風会)柴田泉(同)新海正春(同)木全昭子(共産)鈴木雅登(自民清風会)鈴木雅子(共産)原田範次(ゆうあい21)の七議員が登壇した。
 柴田議員が、額田桜井寺地区と、ちせいの里のある生平地区の公共交通空白地区解消に向けた具体策についてただした。
柴田紘一市長は「額田地区と生平地区を結ぶ路線については、額田地域生活交通協議会の中でも強い要望が出ていると聞いている。市全体の公共交通を考える中で、額田支所にある『森の総合駅』と市民病院を結ぶコミュニティバスの運行について、地域住民の意見などをうかがいながら前向きに検討していきたい。その前提として、北斗台団地の取り組みのように1人でも多くの人が乗っていただけるよう、地域住民で積極的に考え、行動することが必要だ」と答弁した。
 

【来年度以降も全国学力テスト参加へ】

 園山議員が、全国学力テストに対する市の見解と来年度の参加について尋ねた。
小林義孝教育監は「児童生徒にとっては自分の学力、学習状況を把握でき、学習方法の改善や学習意欲の向上につなげていく上で意義がある。教育委員会や学校にとっては児童生徒の学力の状況や学習環境などを知り、その特徴や課題などを把握でき、今後の指導方法の見直しや授業改善を進め、児童生徒の確かな学力の育成を図るために意義があると考える。こうした意義を踏まえ、さらに個に応じた指導や授業改善を継続的に行うためにも、原則として来年度以降も参加を考えている」と答えた。  

【災害時要援護者支援、平常時も活用】

 新海議員が、本市の災害時要援護者支援制度の特徴について質問した。
 小笠原盛久福祉保健部長は「要援護者の情報をホストコンピューターのオンラインで管理することで、防災や消防ともに常に最新情報で連携できるようにするとともに、岡崎市情報公開・個人情報保護審査会で制度の活用方法の承認を得ることで、災害時だけでなく平常時での地域福祉の進展のために幅広く利用できるようにしたことなどが特徴だ」と述べた。  

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